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【京都・紅葉狩り’24 嵐山編】天龍寺、佑斎亭は見頃 12/9

師走も後半に入りました。

紅葉が2週間遅れているのもあり、12月に入っても見頃なので今年3回目の京都、12月9日に嵐山に紅葉狩り&撮影に行って参りました。

朝8時過ぎに嵐山に到着し、山肌には雪化粧、雲、紅葉の3in1を見ることができました。

この日、主に回ったところは京都五山の第一位の天龍寺。

それから保津川下りの着船場付近を経由しながらリフレクション紅葉が話題の佑斎亭へ。

インバウンド観光客で混雑する前にと、朝の始発電車に乗っての弾丸ピストン。

冷え込みが強くなってきたのもあり山肌の紅葉、雲、そして雪化粧のオールインワンが見れました。

天龍寺

さて、まずは世界遺産「古都京都の文化財」のひとつにもなっている天龍寺。

天龍寺は創立者は室町幕府初代将軍の足利尊氏、開山は禅宗の臨済宗の高僧・夢窓疎石、後醍醐天皇ゆかりの地とも言われています。

京都には臨済宗のお寺が京都五山といって、別格の南禅寺を始め、第一位のこの天龍寺、それから相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺、とあります。この天龍寺の庭・曹源池庭園(そうげんちていえん)は夢窓疎石作といわれており、当時の面影を今に伝える貴重な文化遺産。春は枝垂桜・夏は新緑・秋は紅葉・冬は雪と楽しめて、日本で最初に史跡・特別名勝に指定された場所としても有名です。

朝の8時半の開門で入場できましたので、まだ観光客もまばらでした。

曹源池庭園

 

保津川下りの着船場付近から佑斎亭へ向かう途中の風景。

 

それから10時に見学予約をしていた佑斎亭へ。

嵐山佑斎亭

佑斎亭は築150年の元料理旅館であり、芸妓さん、舞妓にとって憧れの地であった「千鳥や」を現在は染色家・奥田祐斎氏のアートギャラリーとして公開している建物だそうです。

シンメトリーな丸窓も佑斎さんの設えだとか。

漆の机が反射して丸窓がシンメトリーに映し出されています

 

机に写った丸窓から見える紅葉の絶景ほか、ノーベル文学賞の文豪・川端康成が「山の音」を執筆したといわれる部屋のリフレクション紅葉、テラスの水鏡の映し出された紅葉など、演出がどれも圧巻で、こりゃ人気出るわ、と感嘆した次第です。

この時期は予約制で、丸窓の部屋の撮影時間は3分。ただ、時間が限られている分、こちらも集中して撮影ができました。

カメラやレンズなどの機材や各々の設定などは日中の風景メインということで前回の記事のときとほぼ同様。

滞在時間は30分くらいでしたが、ひとつひとつの箇所、限られた短い間での撮影になりますので、現場でのレンズ交換などは難しいと思いますし、カメラ設定も事前想定必須だと思います。ということで、巧拙の是非はあるかと思いますが、ご参考にいただける部分があれば幸いです。

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