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甲辰の年、始動

本マガジンに訪れてくださった皆様、明けましておめでとうございます。

辰年は元旦早々、能登地震に飛行機事故にと日本を震撼させるようなできごとが続いております。

2024年は選挙イヤーと言われて、という世界の半分以上の人口(40億人)を抱える国々が次々に選挙を実施し、1月13日の台湾総統選を皮切りに2月はインドネシア、3月のロシア、6月のメキシコ、11月のアメリカと大統領選が続いていきます。

これだけでも世界の大概とも言えるのですが、議会選挙も韓国、インド、ヨーロッパなどで行われますから、それぞれの動向に関心がさらに集まっていくことでしょう。

動向によっては戦争の起爆剤にもなりうる危険性を孕んでいますので、とりわけ、22年のロシアVSウクライナの戦争、それから23年のイスラエルVSハマスの戦争が続いており、日本においても台湾有事、ならびに中国・ロシアとの緊張関係は第二次世界大戦後最も大きなものになっていると言えます。

と、年初から危機感を煽るような記事になっては申し訳ないのもありますが、本年2024年は古代中国の思想である十干十二支において十二支は前述のとおり辰、十干・甲の甲辰の年となっています。

10年サイクルの十干における甲は、物事の始まりを表していて、日本においては聖徳太子が十七條の憲法や冠位十二階の制度を敷いたのがこちらは甲子(きのえね)の604年だと言われています。

十干十二支を占卜趣味として捉えるというよりは、歴史というのはそういうサイクルを一応の節目として作られることもあるということがいいたかっただけなのですが、本年も「甲」の年である以上、新時代の幕開けの節目として、天翔る龍のごとくに歴史が大きく動くようなイベントが次々に起こる予感がしているのは私だけでしょうか。

私としては、何より一切の生きとし生けるものの幸福と、安穏、安楽と互いの尊厳を守り、平和な世の中が訪れるよう、人類の思考のOSがバージョンアップされることを心より祈念する次第です。

本年もどうぞよろしくお願いします。

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