夏と秋の境界線がなくなったといわれる昨今でも、
時季が来たら葉は色づき始めて、散っていく。
いつも、自然は立派なものだなと関心されられます。
地域にもよりますが、概ね温かい地域でもいよいよ紅葉も見頃が過ぎたころに差し掛かったのではないでしょうか。
それとは対照的に師走のこのころの世間というのは、年納めのために”忙しなさ”もピークになります。
新年にいい運氣を迎えるために、大掃除をしたりもします。
もう少ししますと、天気のいい日に、家の中のものを外に放り出したり、冷たい水で車を洗っている姿などもチラホラ見かるようになります。
昔から日本人なら違和感を感じない光景ですが、いつもこの変わらない姿を見て微笑ましく思います。
忙しい年の瀬にでも、わざわざ時間を取って新年を迎えるための準備をする心の余裕は、どれだけ”近代化”しても持ち続けたいものだと思うのは私だけでしょうか。
こういう文化が残っているなら日本は、まだまだいい国であり続けると思えるのです。
コメント